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陰ヨガの起源と雑感。

 
先週京都で行われた川畑友希湖先生のトリートに参加した際に、陰ヨガの創始者ポーリージンク氏についての話が出て興味が湧いたので色々調べて見た。
陰ヨガ仲間のチエさんが紹介して下さっていたポーリージンク氏のインタビューの記事を読んで、陰ヨガの起源と辿ってきた道のりに思いを馳せるいい機会になった。
私自身がこの記事に賛同しているという訳ではないです。
私はポーリージンクに会ったことも指導を受けたこともないし。
ただ陰ヨガ練習生、指導者としてシンプルに興味深く面白い記事だなと思った。同じ道教のスタイルの陰ヨガを指導しているVictor Chng氏を師事し練習している私にとっては、自分の陰の練習はこれでいいと自信をつけてくれるものとなった。
 
陰ヨガは色々あってよく分からない思われている方も多いことでしょう。
排他的になるのではなく色々あってもいいのかなと受容できる自分でいたいと思います。
自分の直感で自分に本当に合うものを選び真摯に練習すればいいだけのことで。
ポーリージンクのインタビュー、全文訳を載せるのは著作権の問題がありますので原文を読みたい方はリンクからどうぞ。
あくまで自分の勉強のために翻訳し、内容を端折って一部を要約し批評とともにブログにアップすることにしました。
 
要約ですが、とーっても長いです。↓↓
 
 
「陰ヨガは自分の中から生み出されるアートである」
 
皆さんは陰ヨガと聞くと、どんなヨガを思い浮かべますか?
スタジオの中で静かに座り、長時間ポーズを受動的に維持して行うディープストレッチだと思い描かれるかもしれません。おそらく多くの方がこれを陰ヨガの正しい練習法だと信じて今まで定期的に練習してきたかもしれません。
しかし、陰ヨガの創始者であり40年以上もその実践を継続しているポーリージンクの彼自身の陰ヨガの練習方法は、今日多くの方に知られている陰ヨガとは完全に異なるスタイルものです。
現在、世界では様々な陰ヨガの先生が活躍されていますが、その起源になった「陰の練習」の本当の意味を発見してみましょう。そうすると陰ヨガというものが以前と異なった世界のものに見えてくるかもしれません。
 
陰ヨガの定義とは何でしょう?陰ヨガは中国の古代のシャーマンから伝わる伝統と、中国のタオと呼ばれる道教の哲学(人間は自然界の万物の一つであり、自分の自然に調和することを説く)にルーツがあります。陰ヨガのポーズの多くはこの宇宙に存在する生命の力を象徴する動物などから構成されています。気やプラーナとして知られているこの生命の力は、自然界の本質を伝える繊細かつパワフルなエネルギーのことで、陰と陽、男性性と女性性、潮の満ち引きなどの波動もこのエネルギーにより起こります。
 
中医学によると、自然界のエネルギーを構成する五行(木火土金水)はそれぞれ、静けさ、硬さ、流動性、弾力性、軽さなどの性質を持っています。陰ヨガは、その自然のエネルギーを肉体と精神に目覚めさせていく練習法です。ポーズを練習するにつれて柔軟性が養われ、五行の性質が活性化されていきます。
 
蛙のポーズを毎日5分間ホールドする練習を行うと、あなたは瞬く間に蛙そのもの本質や魂となり、蛙のようにピョンピョンと今にも弾ね上がりそうな存在になります。陰ヨガの目的とは、ポーズの中でその動物のエネルギーを自分の肉体を通じて体現し、まるでその動物の本質を授かったのようになることなのです。ポーズの中でただ静かに静止しているだけであれば、死んで動かなくなった蛙と同然です。逆にもしあなたがその動物の持つエネルギーと一体になることができれば、ポーズの意義を理解して自然に本能的に動くということが可能になるでしょう。
 
私達人間は自然界の万物から切り離すことができません。もしあなたがこの世の中の何かと一体化したいと切に願うのであれば、それは可能なことなのです。私はこの事を師匠に教わった訳ではなく自分で発見しました。
 
私はハタヨガの練習を14歳で始め、タオの道の師匠に出会ってからは約9年間道教のスタイルのヨガを練習してきました。私の師匠はタオインと呼ばれる古代の中国のヒーリングの手法や気功などを教えてくれました。師匠から動物のポーズなどをいくつか学びましたが、同時に動物園などの場所で動物をよく観察しながら、様々な動物の動きを学び始めました。師匠から学んだポーズを念入りに研究した後にいくつかのポーズのバリエーション、フロー、動きや瞑想法、エネルギーワークが自分で生み出しました。私が習得してきたことはほぼ全て自分の内側の体験に基づいていて、自分の練習の中から生まれたアートとも言えるでしょう。
 
今日西洋で教えられているヨガの多くは解剖学、精密な科学に重きが置かれています。  
西洋の科学的モデルは私達の文化において一般的な理論的枠組みとなっています。科学的に実証されなければ、修行法や鍛錬も正当性や意味がないとする価値感に皆囚われてしまっているのです。ヨガが西洋に導入されてからヨガ界においても同じようなことが起こっています。今やヨガは学問としてすっかり制度化され、ヨガ哲学、理論、科学的実証に基づく説明をすることに、皆必死になって勉強しています。ティーチャートレーニングの内容も講義や書籍が中心となり、実際にヨガの練習をしたりスキルを磨く時間が少なくなってきています。多くの古代のヨガマスターはこの現況を見て驚くことでしょう。
 
ヨガの練習や修行法がどこかの書籍や講義の理論を適用したものであれば、もはやそれはアートではなく、知的解釈的なヨガという形態になってしまうでしょう。
 
陰ヨガは精密な科学というよりはアートとして自分の中から生み出された体形なのです。
 
動物は科学的理論を使って動いたりしませんが、動物は流れるような動きをする上で真のマスターです。動物はただありのまま自然の姿で、身体をどのように操作するかについて分析せずに行動します。ヨガを練習する時にも同じことが言えるでしょう。私達人間も霊長類という動物なのです。解剖学や理論についてあれこれ考えながら練習をしていたら、動きそのものを感じることができません。思考や判断によって散漫になり集中できません。頭を使って考えることばかりに忙しく自分自身が今していることを完全に感じることが不可能になります。
 
ヨガの実践において得られる生徒の健康や幸福というものは、練習の中で呼吸や感覚に集中することから得られるものです。
 
陰ヨガは自分の中から生み出されるアートであり、科学ではありません。何故ならば私達は皆それぞれ個性を持っていて自分の心で感じて表現する性質を持ってこの世に生まれてきたからです。私達は一人一人無一唯二かつユニークな存在で、それを自己表現できるのが人間です。ヨガポーズを取る時も、他の人と同じようなポーズにはならないでしょう。自分のやり方こそがその瞬間の自分の状態にとっては真実なのです。
 
私達は自然の生き物で機械ではありません。常に変化し適応していく生き物です。
柔軟性が身につけば、身体の全ての構成要素(筋肉、腱、関節、静脈、動脈、内臓、循環、エネルギーの流れ)は変わってきます。生きている限り細胞は再生し続け、骨格も絶えず変化し続けていて、骨密度を増やしたり骨格を変えていくことさえ可能です。
 
私達は注がれる水のように、自由でかつ完全な生き物です。私達が肉体や意識の中を水のように流れるように動けばどんな環境にも簡単に適応することができるでしょう。流動性、力強さ、優美さとともに動くことができるでしょう。自然界のより高次元の意識を感じることができるようになり、肉体と精神が安らぎ自分らしく輝きながら生きることができるようになるでしょう。
 
生徒が陰ヨガのクラスを初めて受けた時によくしてしまう誤解は、自分の身体に限界があり自分の力でどうにか変えることはできないと思い込むこと、遺伝によって生まれ持った自分の身体には制限があると信じ込んでしまっていることです。クラスの中でただ静かに座りリラックスしながらとてもシンプルで優しいポーズをすることが陰ヨガだと思い込んでいます。
先生はストップウォッチで時間を計り、毎回一定時間キープしなければならないと思っています。陰ヨガはソフトで静かで動かない眠るようなヨガで、陰ヨガの目的は身体の深層部の結合組織にアプローチすることだと勘違いしています。今日の多くの陰ヨガ講師は陰ヨガをリストラティブヨガ(心身の機能を回復させる練習)のように教えています。リストラティブの練習が必要な生徒もいるでしょうが、健康な生徒にただ優しいソフトなタイプのヨガを教えていたとすれば、身体を強化したり鍛えていくことが置き去りです。
本当の意味での最適な健康を手に入れるためには、強さと柔軟性の両方が必要なのです。
 
人間は生命体であり、身体は全体としての統合性があり、人工的な機械のパーツのように動きません。
私が自分の生徒に望むことは、自分の身体のパーツを機械のようにバラバラに扱うのではなく、肉体と精神が一つに繋がりを感じられるようになり、自分と自分の周りの存在が繋がっていることを感じられる、全体性のある人間になって欲しいということです。
 
生命の源に還り、母なる大地や万物と繋がることで自分の中の全体性を思い出すことです。それがタオの道、自然に戻る道なのです。
 
 
 
 
 

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